キャリアオイルってなに?

 精油は芳香成分を凝縮したとても濃い液体なので皮膚に対してとても刺激が強く原液のままで使うことはありません。アロマテラピーでは必ず何か別の物質で薄めてから使用します。
精油で希釈に使う材料を基材といい、アルコールや精製水、フローラルウォーターなども使いますが、もっともよく使われる基材は植物油でキャリアオイルと言います。またブレンドのベースとして使用するためベースオイルと呼ぶこともあります。

 キャリアオイルには、オリーブオイルや小麦胚芽油、アーモンド油といった植物油にハーブを漬けて作った浸出油があり、比較的よく利用するものだけでも十数種類あります。
 油脂の中で特に植物油だけを使うのは、鉱物油よりも肌への浸透性が高くてキャリアオイルに適しているからです。また、植物が原料という安心感もあります。

 特にマッサージで使うときはキャリアオイルの特徴が重要で精油を選ぶのと同じように肌質に合わせてキャリアオイルを選びますし、性質の違う複数のキャリアオイルをブレンドしたり、キャリアオイルだけで使用する場合もあります。

キャリアオイルの種類

アプリコットカーネルオイル  オリーブオイル  カレデュラオイル  小麦胚芽油  スイートアーモンドオイル  セントジョンズワートオイル  月見草油  ホホバオイル  マカダミアナッツオイル  ローズヒップオイル

アプリコットカーネルオイル
 杏の種子を搾って作る軽い無臭オイルです。
ビタミンAやB群、ミネラルを多く含み乾燥肌に潤いを与えるほか、老化肌や荒れた肌に効果的です。


オリーブオイル
 オリーブの実を搾って採る食用でも使うことの多いオイルです。
ビタミンAやEを含んでいるので乾燥肌や炎症を起こしている肌に向いています。


カレデュラオイル
 マリーゴールドの花を植物油に漬けた浸透油です。
マリーゴールドに傷を治す効果や抗炎症効果があるので荒れた肌や湿疹、潰瘍などに有効です。肌質は、オイリースキン、敏感肌、ダメージ肌に適しています。


小麦胚芽油
 小麦胚芽から採る琥珀色のオイルです。
ビタミンEを多く含んでいるのが特徴で抗酸化作用があり乾燥肌や老化肌に効果があります。粘り気のあるオイルなのでスイートアーモンドオイルなどの軽いオイルを1〜2割ブレンドして使用するのが一般的です。


スイートアーモンドオイル
 アーモンドの仁を搾って採る軽いオイルです。
ビタミンA、B群、D、Eを多く含んでいて、どの肌質にも使えます。特に乾燥肌や荒れた肌をやわらかくする効果が優れています。


セントジョンズワートオイル
 セントジョンズワートの花をオリーブオイルに漬けた赤い色の浸出色です。
神経痛や腰痛に効果のある精油とブレンドすることが多く、抗炎症作用があるのでニキビなどに効果的です。


月見草油
 月見草の種子から採るほぼ無色のオイルです。
ビタミン、ミネラルのほか必須脂肪酸のリノレン酸を多く含み、老化肌と敏感肌に特に効果があります。他の軽いオイル2〜5割とブレンドして使用するのが一般的です。


ホホバオイル
 ホホバという木の種子から採れる液体ワックスで、屋や効果ですが、肌によく馴染んで浸透しやすいことから人気の高いオイルです。
乾燥肌やオイリースキンにも使え、さんかしにくく抗炎症作用もあります。


マカダミアナッツオイル
 アカダミアナッツから採れるオイルで人間の皮脂と同じ成分のパルミトレイン酸を多く含み、肌に馴染みやすく高い浸透性を持っています。
オレイン酸を多く含んでいるのが特徴で老化肌に効果があり、乾燥肌やオイリースキンの両方に使えます。


ローズヒップオイル
 ドッグローズの種子から採るオイルです。
リノール酸やリノレン酸などを多く含んでいるので老化肌や乾燥肌に特に効果があります。単独でも使えますが、マッサージに使うときは他の軽いオイル1割とブレンドそて使用します。

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